当院のこだわり

当院の整体は“内臓調整療法”という手技を用いています。

人の体は複雑で、同じような症状でも原因が違うと対処法も違います。

以前の肉体労働が多かった時代には、筋肉や骨格の調整だけで済んでいましたが、現代ではストレスや睡眠不足、食生活の乱れなどによって、脳や内臓が疲労して自律神経が乱れ、痛みやしびれだけでなく様々な症状を引き起こすようになりました。

そのため、筋肉や骨格の調整だけでなく、内臓や自律神経の働きを理解し、それに合わせた調整法が必要になってきます。

内臓調整療法は現代社会に合った手技療法です。


整体で使用するボディークッションは、長時間のうつ伏せでもとても楽な構造になっています。

このボディークッションの心地よさに、お客様から大変好評をいただいています。

うつ伏時に腹部に圧迫がかからないよう調整ができ、妊婦さんも楽な姿勢でケアを受けていただく事ができます。


ボディトリートメントに使用するオイルに妥協はいたしません。

マッサージオイルは有機オリーブオイルと有機ピーナツオイルをブレンドした、エドガーケイシー療法オイルを使用。健康な肌と筋肉、しなやかな関節の動きを整えます。そして特にお勧めのひまし油湿布温熱療法は、内臓に働きかけ、解毒力を強めます。低温圧搾で丁寧に絞られた最高品質のオイルを使用しています。


遠赤外線温熱浴は、ボディトリートメントと併せることで、オイルが体内に浸透するのを促進します。

また植物オイルは細胞の中に入り込み、油溶性の毒素と吸着し、汗と一緒に皮脂腺から出やすくなり、デトックスを促進します。施術の後はしっかりと暖まり、たっぷりと汗を出す事をお勧めします。


当店は完全予約制で、おひとり様のお時間をたっぷりとってあります。丁寧に施術させていただいております。

施術の前後のお時間も十分とってありますので、終了後はハーブティーを召し上がり、ゆっくりお過ごしください。


ひまし油湿布とは

ひまし油はトウゴマ(ヒマの実)から採れる植物油ですが、古くはギリシャ時代から愛用され、中世ヨーロッパでは「キリストの御手(パーマ クリスティ)」と呼ばれていました。伝統的には排毒、下剤として使われることが主だったようです。


このひまし油をフランネル生地に染込ませ、オイル湿布を作り、患部や右脇腹に当て暖めるという『ひまし油湿布』を処方した人物が『エドガー・ケイシー』(1877年~1945年 ケンタッキー州ホプキンスビル)です。

ケイシーはリーディングという形で全米から集まる人々に次々とあらゆる問題についての答えを出しました。総件数1万4256件のうち、最も多いのが『医療リーディング』で8985件、診断的中率は100%近く、治癒の成功率は90%と言われています。残りの10%は指示に正しく従わなかったか、実践できなかった人でした。当時8000人近い人たちが、彼の手によって救われたのです。


ケイシーは、様々な疾病に対してこの『ひまし油湿布』を勧めました。ひまし油湿布の一般的な効能として、免疫機能を高めることが知られていますが、他にも、毒素の排泄を促すことが知られています。

適用例としては、胆嚢炎、胆石、結石、便秘、肝硬変、肝臓機能低下、硬皮症、頭痛、胃炎、虫垂炎、関節炎、大腸炎、神経炎、毒血症、腰痛、子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣のう腫、不妊症、てんかん、パーキンソン病、リウマチ、高血圧、アレルギーアトピーの改善などが挙げられます。


[ やり方 ]

用意する物・・・未精製のひまし油500cc程度(局方の「加香ひまし油」は不可)。無漂白フランネル(大きさはタオル程度)。サランラップ、バスタオル、温熱パッド、重曹少量。

[ 手 順 ]

1. サランラップを敷いた上に2重または3重にしたネルを置き、たっぷりめのひまし油を含ませる。

2. 肝臓部分を覆うような形で、右脇腹にひまし油の浸透したネルを当てる。

3. その上をバスタオルでおおう。

4. その上から温熱パッドを当てる。

5. この状態で約1時間横になっている。

6. パックが終わったら、コップ1杯のぬるま湯に小さじ1杯程度の重曹を溶かした溶液を用意し、

  それをティッシュやクッキングペーパなどに浸したもので、体に付着した油や汗をふき取る。

ひまし油湿布は毎日実施することも可能ですが、一般的には3日行って4日休むというサイクルで実施します。それを3週連続行ない1週間休む1ヶ月のサイクルを、3ヶ月を目安に続けます。また、ひまし油を3日続けた翌朝に肝臓の働きをよくするために、オリーブオイルを小さじ1杯~2杯飲用します。


ひまし油湿布にはいくつか注意事項があります。

●温度はできるだけ熱め(50℃前後)が良いです。ひまし油湿布を行う間はテレビやネット等を見ることなどは避け、静かな音楽を聴く等リラックスできる環境を整えます。

●使用したフランネルは繰り返し使えます。数回使ってオイルが乾いてきたらひまし油をフランネルに注ぎ足し再び使用します。フランネルにカビが生えたり異臭がしたら、新しいものと交換します

●フランネルを保管する際は、そのままひまし油面を内側にして半分に折り、袋に入れます。袋に日付と名前を記入し冷暗所で保管してください。他の人との共有はできません。    

●衣服についたひまし油は洗っても落ちないので、湿布の際は衣服につかないよう充分に気をつけて下さい。

●ひまし油湿布は肝臓を中心に右脇腹にするのが基本ですが、便秘気味の方や婦人科系疾患のある方は、下腹部に当てる事も勧められています。

●お子様が湿布をする場合は、時間を短縮して行ってください。

●湿布をすると毒素排泄機能が高まるので、水分をしっかりと取り、排泄を促して下さい。

●妊娠中や流産防止で湿布を行う場合には、ヒーターは使わず、長めに当てるようにして下さい。

●生理中でもひまし油湿布は行えます。生理を楽にする働きもあります。

●重い病気、急性症状、手術直後などの場合は医師の相談を受けてください。